ニュースレター
最近の裁判例から
最近の裁判例から~会社分割が違法として取り消された事例~(最高裁平成24年10月12日判決)【2012年11月号】 弁護士 榎 本 修1 不採算部門を切り離したいとき 企業経営が苦しいと、不採算部門を切り離す「会社分割」が行われることがあります。不採算部門(A社)と採算部門(B社)に会社を分割するので... 続きはこちら≫
高齢者雇用安定化法の改正
高齢者雇用安定化法の改正~65歳までの雇用確保義務化【2012年9月号】 弁護士 安 田 剛1.希望者全員を65歳まで雇用するような措置をとることを事業主に義務付ける「高齢者雇用安定化法」の改正法が、平成24年8月29日に国会で成立しました。2.これまでも、「高齢者雇用安定化法」は、65歳までの雇... 続きはこちら≫
未成年後見制度について
未成年後見制度について 【2012年9月号】 弁護士 杉 浦 宇 子 1 「未成年後見人」とは? 未成年者が、契約等の法律行為をするには、法定代理人の同意を得なければなりません(民法5条1項・2項)。これは、未だ判断能力の未熟な未成年者を保護するためのルールです。 未成年者に親権者がいるときは、親権者が未... 続きはこちら≫
取引基本契約書
取引基本契約書~ちゃんとルールを定めていますか?【2012年7月号】 弁護士 今 井 千 尋 法律相談をお受けしていると、継続的に製品や商品の取引があるにもかかわらず契約書が作成されておらず、担当者ご自身にも詳しい契約内容が分からないケースが散見されます。 今回は、継続的な取引(売買を念頭におきます。)に... 続きはこちら≫
約款
「約款」の拘束力 【2012年3月号】 弁護士 安 田 剛 つい最近、以前から契約している生命保険の更新手続をしました。 その際、「一応お渡しすることになっているので」と言われ、更新後の新しい保険契約の約款が記載された冊子を受け取りました。 ところが、この約款の冊子、とても分厚く100ページ近くあ... 続きはこちら≫
遺産相続
遺産相続でよくあるご相談 【2012年3月号】 弁護士 榎 本 修 最近、相続のご相談を承ることが多くなりました。今回は、相続でご質問が多いご相談(FAQ)をご紹介しましょう。Q1.「私の場合、相続税がかかりますか?」 一番多いのが、このような相続税のご質問です。「現在の相続税法では、相続財産が5... 続きはこちら≫
後見制度支援信託
後見制度に「信託制度」が導入される!!【2012年1月号】 弁護士 杉 浦 宇 子1 「後見制度支援信託」とは? 裁判所が後見制度に導入すべく準備を進めている制度です。 「後見制度」はご存じの方も多いと思います。例えば、介護している親が認知症になったときに、家庭裁判所に申立てて自分を後見人に選任してもらえ... 続きはこちら≫
親権停止制度の新設
民法親族法改正から~「親権停止制度」の新設~【2011年7月号】 弁護士 杉 浦 宇 子 未成年後見制度をご存じですか?おそらく、成年後見制度ほど社会の認知度はないのではないでしょうか。 未成年後見制度は、近年、親の虐待から未成年者を保護するために、親権喪失制度と共に利用されるようになっています。 今年5... 続きはこちら≫
権利保護保険について
権利保護保険(弁護士保険)について【2011年7月号】 弁護士 安 田 剛 今回は、権利保護保険(弁護士保険)の制度をご紹介したいと思います。1.権利保護保険とは 「権利保護保険」と言われても、何の保険のことか、ご存じない方が多いと思います。弁護士の間でも、必ずしも広く知られているという状況ではありま... 続きはこちら≫