ニュースレター
約款
「約款」の拘束力 【2012年3月号】 弁護士 安 田 剛 つい最近、以前から契約している生命保険の更新手続をしました。 その際、「一応お渡しすることになっているので」と言われ、更新後の新しい保険契約の約款が記載された冊子を受け取りました。 ところが、この約款の冊子、とても分厚く100ページ近くあ... 続きはこちら≫
遺産相続
遺産相続でよくあるご相談 【2012年3月号】 弁護士 榎 本 修 最近、相続のご相談を承ることが多くなりました。今回は、相続でご質問が多いご相談(FAQ)をご紹介しましょう。Q1.「私の場合、相続税がかかりますか?」 一番多いのが、このような相続税のご質問です。「現在の相続税法では、相続財産が5... 続きはこちら≫
後見制度支援信託
後見制度に「信託制度」が導入される!!【2012年1月号】 弁護士 杉 浦 宇 子1 「後見制度支援信託」とは? 裁判所が後見制度に導入すべく準備を進めている制度です。 「後見制度」はご存じの方も多いと思います。例えば、介護している親が認知症になったときに、家庭裁判所に申立てて自分を後見人に選任してもらえ... 続きはこちら≫
親権停止制度の新設
民法親族法改正から~「親権停止制度」の新設~【2011年7月号】 弁護士 杉 浦 宇 子 未成年後見制度をご存じですか?おそらく、成年後見制度ほど社会の認知度はないのではないでしょうか。 未成年後見制度は、近年、親の虐待から未成年者を保護するために、親権喪失制度と共に利用されるようになっています。 今年5... 続きはこちら≫
権利保護保険について
権利保護保険(弁護士保険)について【2011年7月号】 弁護士 安 田 剛 今回は、権利保護保険(弁護士保険)の制度をご紹介したいと思います。1.権利保護保険とは 「権利保護保険」と言われても、何の保険のことか、ご存じない方が多いと思います。弁護士の間でも、必ずしも広く知られているという状況ではありま... 続きはこちら≫
勝訴判決後の手続
~実は難しい 勝訴判決後の手続~【2011年9月号】 弁護士 亀 村 恭 平1 金銭を貸している、売掛金があるなど、相手に対して権利を有していても、相手が支払わないのに自ら強制的に回収することはできません(自力救済禁止の原則)。2 そのため、訴訟提起に代表される方法により権利の実現を図る必要があります。... 続きはこちら≫
円滑に事業承継するには
円滑に事業承継するには~遺留分に関する民法の特例【2011年11月号】 弁護士 今 井 千 尋●はじめに 平成20年5月に経営承継円滑化法が成立し、中小企業の事業承継に際し推定相続人間において民法の定める遺留分制度と異なる内容の合意をすることが認められた(民法特例)ことは、2008年7月号「企業承継円滑... 続きはこちら≫
暴力団排除条項
「暴力団排除条項」の導入を考えてみませんか【2011年5月号】 弁護士 亀 村 恭 平(1)暴力団排除条項とは? 「暴力団排除条項(暴排条項)」という言葉をご存知でしょうか。暴排条項とは、取引の相手方が暴力団などの反社会的勢力である場合に、取引を拒絶しやすくするために契約書などに設けられる条項です。 暴... 続きはこちら≫
期限の利益喪失条項
期限の利益喪失条項 【2011年5月号】 弁護士 今 井 千 尋 今回は、契約書を作成する際の重要なポイントである(特に債権者にとっては契約書を作成する理由の1つと言っても過言ではありません。)期限の利益喪失条項についてご説明したいと思います。1 「期限の利益」とは 例えば、物を売買する契約を締結する際に... 続きはこちら≫
最近の最高裁判例より
最近の最高裁判例より 【2011年3月号】 弁護士 榎 本 修~せっかく遺言したのに先に子どもが亡くなってしまったら? 一部新聞などで最高裁判所の平成23年2月22日の判決が大きく報道されました。 このケースは、子どもが二人いる(長男と長女)おばあさんが、「財産を長男に相続させる」という遺言を作ったの... 続きはこちら≫