ニュースレター
取引には契約書を(2)【2004年3月号】
弁護士 榎 本 修 「契約書を作りましょう」と言われても、どうやって作ったら良いのでしょうか。その点について疑問に思われるかもしれません。Q.契約書を作ろうとすると「契約書なんて水臭い」と言われてしまいます。どうしたら良いでしょうか? 確かに、そのように言われると困ってしまうところです。相手との「良好... 続きはこちら≫
取引には契約書を(1)【2004年1月号】
弁護士 榎 本 修 取引の際に一々契約書を作ることは面倒なものです。しかし、「どんな簡単な取引でも、契約書を作りましょう」というのが、今回のお話です。Q.契約書なんかなくても、相手との長年の信頼関係があるから大丈夫? 取引上の信頼関係は何よりも大切なものです。信頼関係がある限りは契約書など要りません... 続きはこちら≫
大学入学金の返還訴訟について【2003年11月号】
弁護士 安 田 剛 大学の入学試験に合格した受験生が、入学金や授業料などを納付した後に、大学への入学を辞退した場合、入学金等を返還してもらえるのでしょうか。ニュース等でも元受験生が大学の入学金の返還を求めた訴訟のことが報じられているため、ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。 最近、この件に関する... 続きはこちら≫
「営業秘密」の保護【2003年9月号】
弁護士 安 田 剛 企業の顧客に関するデータや販売に関するデータなどの保護に関しては、不正競争防止法上の「営業秘密」として保護されるかどうかが重要です。 不正競争防止法上の「営業秘密」として保護されるためには、①秘密管理性、②有用性、③非公知性の3つが必要です。このうち特に問題となることが多いのは、... 続きはこちら≫
日本版ロースクール【2003年7月号】
弁護士 榎 本 修 7月5日の中日新聞夕刊を見て驚かれた方があるかもしれません。実は私が一番驚いたのですが、来年4月から始まる日本版ロースクールの奨学金のことで、私の写真入りの記事が掲載されました。同じ話題が6月22日に日経・朝日に掲載され、23日には読売新聞に掲載されました。特に朝日は全国で1面に掲... 続きはこちら≫
従業員の発明と特許【2003年5月号】
従業員の発明と特許―最新の最高裁判例(平成15年4月22日)を読む【2003年5月号】 弁護士 榎 本 修 これまで「会社で研究者が取った特許は、会社のもの」と何となく思われてきましたが、実は難しい法律問題が色々あります。 青色発光ダイオードを発明した中村修二氏という研究者の特許の事件をご存じでしょうか? 中村... 続きはこちら≫
商法改正の動向【2003年3月号】
商法改正の動向【2003年3月号】 弁護士 榎 本 修 商法は、大企業にとっても中小企業にとっても会社経営や事業を営む上での基本法です。日本の商法は明治に制定された古い法律ですが、これまでは「基本法を頻繁に改正すると、混乱が生じ、みんなが安心して使えなくなる」という理由から、最低限の改正だけが行われてきました。 ... 続きはこちら≫
消費者契約法【2003年3月号】
「消費者契約法」-中小企業からみた注意点【2003年3月号】 弁護士 安 田 剛 平成13年4月1日より消費者契約法が施行されました。この法律は、その名の通り消費者を保護するための法律で、企業側から見ると都合の良くない法律ともいえます。ただ、この法律の適用範囲は非常に広く「消費者」(=主に個人)と「事業者」(=主に... 続きはこちら≫