相続
所有者不明土地の解消に向けた法改正等について(その2)【2022年9月号】弁護士今井千尋
所有者不明土地問題への対策として行われた昨年4月の法改正等のうち、前回(第170号)は不動産登記法の改正に関する事項を取り上げました。今回は、その2として、新法(相続土地国庫帰属法)の制定により創設された相続土地国庫帰属制度についてご紹介いたします。 1 制度の概要 相続土地国庫帰属制度... 続きはこちら≫
相続・遺産分割の相談について【2022年5月】弁護士安田剛
Q.先日、父親が亡くなりました。父親の残した財産について、相続手続をしたいと考えていますが、以前から介護施設に入っている母親の認知症が進行しており、とても母親と遺産分けの話し合いができるような状況ではありません。どうしたらいいでしょうか。なお、父親の相続人は、母親と、長男である私、遠方に住む私の妹の3名で... 続きはこちら≫
所有者不明土地の解消に向けた法改正等について (その1)【2022年2月】弁護士今井千尋
昨今、社会的な課題になっている所有者不明土地問題への対策として、令和3年4月、「民法等の一部を改正する法律」及び「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」が成立しました。これらに定められた事項は我々の生活に大きな影響を与える内容となっておりますので、数回に渡ってその主な内容をご紹介いたします。今... 続きはこちら≫
相続放棄とは?
-相続放棄とは?- 【2016年1月号】 弁護士 池 田 篤 紀 比較的相談の多い「相続」の分野から、今回は、「相続放棄」という制度について紹介します。 相続が開始しますと、相続人は、被相続人の財産に属した一切の権利、義務を自動的に引き継ぎます。しかし、相続人は必ず相続をしなければならないということになると、被... 続きはこちら≫
遺産分割の使えるアイテム
遺産分割の使えるアイテム 【2013年11月号】 弁護士 杉 浦 宇 子 1遺産分割協議が大変なとき 相続人が妻と子どもだけというようなとき、遺産分割の話し合いをもつこと自体は、それ程困難ではないでしょう。 しかし、相続人の数が多くて、居住場所も遠方にちらばり、相続人同士が疎遠でほとんど交流がないような場... 続きはこちら≫
特別受益、寄与分について
特別受益、寄与分について【2013年7月号】 弁護士 今 井 千 尋 遺産分割のご相談(遺言書がなく、相続人間で争いがあるケース)をお受けしていると、「自分の法定相続分は理解している。ただ、他の相続人(例えば兄)は被相続人(例えば父)の生前に父からお金をもらっていた。」、あるいは、「自分は父の世話をしていたが兄... 続きはこちら≫